前回までで、とりあえずバンコクへ行く準備は完了しました。
と言いたいところですが、もう一つ、やっておきたいことがあります。
それは、タイでスマホを使えるようにしておくことです。
今回は、タイでもスマホからネットを利用する方法やSIMカード選び、
利用する際の注意点等についてご紹介します。
もくじ
タイ(海外)でスマホを使う3つの方法
タイ(海外)でスマホを使うには、以下の3つの方法があります。
- 海外ローミングを利用する
- 海外用モバイルルータをレンタルする
- タイの通信会社が販売するSIMカードを購入する
この中で海外ローミングとWi-Fiルータは、今どきではおすすめしない利用方法になります。
海外ローミングを利用する
海外ローミングは、現在契約している携帯電話会社のサービスを
そのまま現地でも利用できるもの。
面倒な手続き無しで使えるのはメリットと言えますが、
短い日程であっても数万円程度の通信料金になる場合もありますので
おすすめしません。
最近では、以前に比べて大幅に安く、かつ、定額の海外ローミングサービスを提供している携帯電話会社もあります。気になる方は契約している携帯会社に問い合わせしてみてください。
海外用モバイルルータをレンタルする
海外用のモバイルルータをレンタルする方法もあります。
通信量の制限はなく、1日◯◯◯円といった形で定額で利用できる
サービスが主流になっているかと思います。
ですが、1日あたりでは低額な料金に見えても
旅行日数が長いとトータル費用が高くなりがちです。
さらにネックなのが、ルーターのバッテリー持ち。
自分のスマホ以外もバッテリーを気にしながら出歩くのは
非常にストレスになります(過去の体験より)ので、
モバイルルータもおすすめしません〜(^o^;
タイで使えるSIMカード購入がベスト
ということで、タイでスマホを使うベストの方法は
「SIMカードの購入」
ということになります。
簡単に使えますし何より安いので、タイに限らず
海外でスマホを使う方法はこれ一択と言っていいほどですよ!(^o^)
タイの通信会社
タイにも複数の携帯キャリアがあるので、
SIMカード購入の際には通信会社を選ぶ必要があります。
タイの通信会社上位3社は以下の並びだそうです。
- 1位:AIS
- 2位:True
- 3位:dtac
バンコク市内であればどのキャリアでも問題なく利用できると思いますが、
郊外・地方へ行かれる方はそれぞれのキャリアのカバーエリアをチェックしておきましょう。
【AISのカバーエリア】
【Trueのカバーエリア】
【dtacのカバーエリア】
SIMのタイプ
続いて、SIMのタイプを選んでいきましょう。
SIMには2つのタイプがあります。
- プラスチックのSIMカード
- eSIM
プラスチックのSIMカード
プラスチックのSIMカードはAmazonや楽天などで購入できます。
「タイ SIMカード」で検索するとたくさんの商品が出てきますが、
おすすめはこちらのSIMカードです。
- タイNo1の通信会社 AIS社の回線を利用したプリペイドSIM
- アクティベート後8日間、4G/3Gデータ通信が15GBまで利用可能(※)
- 15バーツ分の無料通話つき(タイから日本への通話分。約2分間分)
15GBまでデータ通信ができて、少しですが無料通話もついて990円ですから
とてもお安いSIMカードです。
(※)データ量が15GBを超えると、通信速度は384Kbpsに制限されます。
有効期限、データ通信量によって様々なSIMカードもが販売されていますので
検索してみてくださいね(^o^)
eSIM
eSIMはスマホにSIMの情報を直接書き込んで利用できるタイプのSIMです。
お使いのスマートフォンがeSIMに対応している必要がありますが、
物理タイプではないのでSIMカードを挿し替える手間がありません。
また、オンラインですべての手続を済ませることができるので
とても利便性が高く、おすすめですよ!
タイで使えるeSIM
タイで使えるeSIMは、esimdbというサイトでチェックできます。
データ容量、有効期限で絞り込みできますので、欲しい商品を簡単に見つけられますよ(^o^)
eSIM選び
たくさんあるeSIM商品の中から私が選んだのが、Airaloというプロバイダーで販売している商品です。
Airaloが販売しているeSIMは、dtacが販売しているHappy Tourist eSIMという商品で、
サービス内容は以下の通りとなっています。
- キャリアはdtac
- アクティベート後8日間有効
- データ容量は15GB。(15GBを超えたときは通信速度が384kbpsになります)
- 15バーツ分の無料通話つき(タイから日本への通話分。約2分間分)
- LINEやFacebookのメッセンジャーは使い放題
- 価格は$9.90
Happy Tourist eSIMはdtacの公式サイトからでも購入できますが、
サイトが日本語に対応していて使いやすいAiraloで購入することにしました。
今回の旅行は2泊3日のため、8日間/15GBのプランでも十分でしたが、
15日間/30GBのプランも販売されていますよ!(価格は$19.95)
ちなみに、dtac公式のHappy Tourist eSIM販売ページは以下のリンクからご参照くださいね。
eSIM購入にあたっての注意点
dtacのeSIM購入にあたっては、以下の点に注意してくださいね。
- eSIMを有効化(アクティベート)した時点から有効期限のカウントが開始されます
- データ量の追加はできません
- データを使い切れなくても返金されません
- dtacなのでエリアは要確認
- どのeSIMによらず、お使いのスマートフォンがeSIMに対応していないといけません
eSIMのインストール手順
ここからはAiraloでHappy Tourist eSIMの購入とインストール手順をご紹介します。
スマートフォンはiPhone 13 Pro です。(画面もiPhoneのものです)1
①ユーザー登録&日本語表示にする
まずは Airalo のサイトにアクセスして、ユーザー登録をします。
また画面の表示を日本語に変更します。
②eSIMを購入する
続いてAiraloのサイトからオンラインでeSIMを購入します。
③eSIMをインストールする
次はいよいよeSIMをインストールしていきます。
特に難しいことはなく、タップしていくだけでインストールできますよ。
(一部、英語表示の画像となっていますが、ご容赦ください)
と、ここまではサクサクと進めることができますが、
これ以降はeSIMの設定をしていきますので、注意しながら進めます。
ここまででeSIMをインストールできました。
最後に画面上でeSIMをONにする方法のチュートリアルが表示されますので、
最後まで読んで起きましょう。
④eSIMをオンにする
タイに到着した際には、下記のようにしてeSIMをオンにしましょう。
またタイで意図せずローミング接続してしまわないように、
日本国内用のメインの回線をオフにしておくと安心ですよ(^o^)
まとめ
dtacのHappy Tourist eSIMの購入からインストールまでの手順をご紹介しました。
eSIMは手軽にインストールできますので、対応のスマートフォンをお持ちでしたら絶対オススメです!
ぜひご活用くださいね(^o^)