新流面系、発見さる
懐かしのトヨタ セリカ!型式でいえばST161。発売当時は中学生だったと思いますが、デザインのインパクトといったら、それはもう鮮烈でした。
Youtubeに当時のCMが上がっていました。
今見れば流面型というほどでもないんですが、当時は本当にスタイリッシュで世界最高レベルといってもいいくらいに見えていましたね。
ということで、タミヤのキットを製作しました。RZ350同様、何年か前にスポット再販されたキットになります。
パーツ構成
当時は簡単に組み立てできるようにするのがちょっとしたトレンドになっていた時代。それゆえパーツは少なめな感じ。エンジンレスだったり、その他のパーツも可能な限り一体化されています。前輪のステアもできません。
シャシー完成
ということで、いきなりシャシーの完成です(^_^;) マフラーと遮熱板、エンジンを塗るだけなので、ちゃっちゃと出来上がってしまいます。ホイールの塗り分けが細かくて、老眼にはしんどかったです…。塗り分けはメッキの上にセミグロスブラックを塗り、はみ出たところは爪楊枝などでこすれば簡単に落とせますよ。
内装
内装はバスタブ形式。微妙に塗り分けが必要なので、ベースの塗装後に細々とマスキングして塗り分けます。マスキングは未だに苦手です…。
シャシーに取り付け
乾燥したらシートのほかインパネ等を組み付けてシャシーに載せます。調合が甘かったのか、塗り分けた部分にほとんど色の差がない(^_^;) シート裏は埋めましたが雑すぎる工作(汗)
どちらもボディを被せてしまえば目立たなくなるので、良しとしましょうw
ボディの塗装
ボディの塗装に入ります。軽くサフを吹いてチェック。フロント、リアのバンパー付近にパーティングラインがあるのでヤスリをかけました。古いキットですが、バリなどは極少でした。
ボディカラーはメタリックブルーにします。
ボディの塗装
まずボディ色を塗ります。この後クリアを吹き付けます。
クリア吹き2回目
1回目は飛ばして(^_^;)、2回めのクリアを吹いた状態。表面はまだ平滑になっていません。
なお、クリアはガイアノーツのクリアー(007)を使いました。クリア:薄め液で1:2.5程度に薄め、エア圧高めで手早く吹き付けます。かなりシャバシャバなので、ちょっとでも手を緩めるとすぐに”タレ”てしまいますので注意が必要です。
クリア吹き4回目
最終的に4回クリアを吹き付けました。吹きっぱなしでもこれくらいのツヤにすることができます。なんとか及第点!?(写真がイケてなくてすいません…)
ここから磨きに入ります。
なお、下地処理をしっかり行ってボディ塗装後も番手の細かいヤスリで塗面を整えることで、吹きっぱなしでOKなくらいのツヤを出すモデラーの方もいらっしゃいますね。それくらいの腕前を目指したいです。(今回はメタリックカラーなので、ボディ塗装後のヤスリがけは厳禁です。ムラになってしまいますので)
最初の磨き
最初の磨きを行います。ものぐさなので、スジボリ堂さんから発売されているシステムコンパウンドを使いました。ほんとうに便利な商品です(^^)
モール等の塗装
ざっと磨いたら、モール等を塗装します。そう難しくはないマスキングとはいえ、苦手…(>_<)
塗装後
はみ出しもなく、いい具合に塗装できました。このあとは、再度コンパウンドで磨き。ここでは手で磨きました。モデラーズのトップコンパウンド2000を使いました。(この商品は終売しております)
完成!
ほどほどに磨いて、パーツを取り付けてスミ入れをした後にシャシーと合体。あとはデカールを貼って完成です。
ボディサイドのラインのデカールですがドア後部の貼り付けに失敗して、色違いを貼ってごまかしています。ってか、ごまかせていないんですけどね(^_^;)
磨きは甘々です。もっと追い込めると思いますが、お気軽モデラーなのでまずは満足の仕上がりになりました。ST161セリカ、今もかっこいいです!(^^)